ノーストレスで戦略シミュ攻略

ストレスがかかる日々。ノーストレスで攻略してこそのゲーム。

【ノーストレスで三國志14攻略】序盤を乗り切る(初心者向け)

夏まで信長の野望・大志をやっていて、ひととおりのシナリオをクリアした。ちょうどそのころに三國志14pkがセールしていたので購入して始めた。無印でも面白いとの評判だったのでおととし(2020年)の夏までにかけて遊んでいたが、198袁術で始めたところ孫策に永遠に攻められてブチ切れて辞めた。pkになっても相変わらずこちらの拠点兵数を下回る兵数でCOMが出兵してきたりもするが、まあ楽しくプレイできている。今は官渡シナリオの劉備をやっている。にしてもシナリオたくさんありますね。

戦略シミュはやることがたくさんあって、初心者のうちは何からやればいいか悩むし、うまくいかない場合はストレスがたまって投げだしそうになるが、しばらくやっていくうちに「定石」の戦略が固まっていくような気がする。そういったものでもまとめてみようと思う。なお、自分は中級しか遊んだことがないし、志在千里シナリオなどの上級者向けシナリオもやっていないので、上級者ではない。のんびりマイペースにだらだらノーストレスで遊べたらいいやというゆるふわ勢である。

 

・施政→人事で「政令徹底」を採用する(重要)

ゲーム開始時は地域担当官を任命するところから始まると思うが、デフォルトだと行動回数にあたる命令書が不足になりがちであるので、手数をまずはしっかり確保しよう。

政令徹底をもっている将を採用することで命令書が増える。この政策を持っている将が序盤にいるとありがたい。必要不可欠な政策ではあるが、レベル10まで上げなくてよい。レベル3くらいまであればそんなに気にならない。

 

・序盤は内政しながら、防衛施設を建てる

(内政)府の収入・支配範囲も乏しければ治安も低いので、序盤は内政(と人材登用)をしっかり行うことになる。兵をそろえるのには金がかかるし、訓練するにも金がかかるし、兵糧は収穫するより買う方が早いのでやはり金がかかるため、商業を伸ばすのが良い。商業Lv3になるころには、治安はおおむね100近くには到達していると思う。

(防衛)人材がそろわない序盤では、一線級の人材が敵拠点の攻撃に行っている間に他勢力が侵攻してきて、二線級の将で防衛をしないといけない場面も出てくる。真正面からぶつかると不利な場合もあるので、そうならないように防衛施設を建設しよう。

敵が攻めてくる場合、敵はこちらより兵数が多く、多部隊で攻め込んでくる。広い平野で真正面からぶつかると敗北不可避の場合もあるので、土塁を使って狭い戦場を作り出すのが良い。戦場を狭くすることで敵の兵站も切りやすくなる。狭い戦場で敵を防ぎつつ、錐行など機動力のある陣形で回り込んで敵の兵站を切ることができれば、二線級の人材でも防衛しきれるだろう。

手頃に狭い戦場を作り出せる例として、ここでは濮陽を挙げたい。なにも施設を建てていなければ河北からの上陸が容易だが、上陸ポイントを土塁で封鎖するいわゆる「護岸工事」を行うことで敵の上陸ポイントを拠点からすぐ北にある港がある湿地帯に限定できる。敵がここに集中するとわかっていれば、敵が接近する前に港に部隊を配置して、土塁や部隊を挟み雁行でも攻撃すれば非常に優位に立てるだろう。万一港から上陸されてしまったとしても、周囲が湿地帯のため敵はあまり広がらず進軍してくるのでまだ対応がしやすい。

 

・序盤の訓練は慎重に

序盤はなかなか金銭収入に乏しい状況かと思うが、訓練に将を配置すると士気は毎時節上がっていくものの、金の消費も激しくなってしまう。募兵は月に1回の支出で済むが、訓練の場合は時節ごとの支出になる。募兵で兵が集まってからまとめて訓練する方が経済的。

 

・使用する陣形

(魚鱗・方円:優先度★★★)

基本的に魚鱗陣形一択で良い。状態異常をかけれる将(諸葛亮司馬懿周瑜など)なら方円でひたすら状態異常をまいてもらおう。敵拠点の攻撃を無効化・限定できる混乱・挑発持ちの将は貴重なので、城攻めに加えておきたい。

(雁行・鶴翼:優先度★★)

雁行は遠距離攻撃ができて便利だがかなり防御が低いので兵数が少ない状況ではなかなか優先度は低いか。序盤なら鶴翼の方がいいかもしれない。対部隊での火力は今ひとつなのがネック。

雁行は防御力の低さがネックではあるが、虎牢関などの関の防衛に関しては、関の後ろから攻撃できるため防衛上雁行持ちが必須となる。

(長蛇・鋒矢:優先度★★)

侵攻先が巴蜀荊南方面でないなら長蛇で攻めるのは避けるべき。鋒矢は防御が低いので城攻めでは避ける。機動力のある鋒矢は防衛戦で敵の速攻撃破を狙える状況なら使うべき。持久戦で援軍を待つ状況なら魚鱗や方円を使おう。

(兵器:優先度★★★)

兵器がなくても部隊数を集めて城を囲むと簡単に殴り落とせるようになるが、最序盤でそれは難しいと思うので、魚鱗2の兵器1で兵器の左右を魚鱗で固める形で城攻めするのが良い。兵器が直接攻撃されるとすぐに壊滅する。

衝車はもっとも城の耐久を削るのが早い。投石は衝車より耐久の削りが弱いが、機動力は3つの兵器陣形の中でも最も高い。井闌は拠点の敵兵を削る「攻城」の値が高いが、機動力に劣る。基本的に投石一択で良いと思う。PKで他国の技術を得られるようになったが、ローマとの交易で得られるカタパルト術があると投石で遠距離攻撃ができるようになる。これがあると兵器部隊が守りやすくなるのでとても安定する。序盤で兵数に余裕がなければ衝車でも良い。早く城が落とせると思う。井闌は足が遅すぎてストレスがたまるレベル。

(錐行:優先度★)

防衛時に敵の兵站が伸びてきた際、回り込んで敵の兵站を切るという運用が多い。なお、侵攻する際にも先行して支配領域を確保しておくと後続部隊の進みが速くなる。「罠破」の個性があると火罠を解除しながら進軍出来る。そういうわけで郭嘉がいるとサクサク進軍できて心地よい。

 

・親愛効果・注意特性

親愛関係にある将が周囲2マスにいると武将にバフ(能力上昇)効果がかかる。序盤は少ない部隊の運用となるので、親愛効果も踏まえた人選をすると良い。

特性「猪突」をもった将(呂布張飛)を攻略部隊に入れるときは注意。猪突をもっていると敵将が近くにいるときにその将へまっすぐ向かっていくので、実質的に命令不能となる。府を無視して敵将に突っこんでいくため、自動占領によって兵站切れに陥りやすい。義兄弟による親愛効果があっても、自分は張飛はあまり使いませんね。劉備関羽張飛ではなく、劉備関羽趙雲で使うかな。防衛なら兵站切れの心配がないので張飛も使いやすい。戦法も非常に強い。

 

・進軍

進軍路途中にある府は必ず通って自軍の支配領域に加えること。放置していると敵の支配領域が自動で広がって兵站が切れてしまう。自軍以外の支配領域に侵攻する場合、自軍領域よりも明らかに進軍速度が落ちる。このため敵地における進軍速度は自軍と敵軍では相当な違いがある。ZOC無視の呂布は敵領地であっても速度が落ちないが、猪突持ちなので注意が必要。

 

・敵拠点に攻撃命令を出さない(個人的に重要)

攻撃命令を出さなくても、敵拠点に隣接すれば自動的に攻撃する。攻撃命令を出した場合、拠点陥落後周囲の部隊がすべて入城してしまうため兵糧を圧迫することになる。当主が入ってしまうと提案や外交コマンドが非常に使いにくくなる(当主所在拠点の金を使って行うため)。攻撃命令を出さずに、敵拠点に隣接する地点への移動コマンドを押すだけなら、拠点を攻略した際に入城するのは落城させた部隊のみになるので、連戦する場合必須の作業である。とくに終盤だとこれをすることで立て続けに拠点を落とすことができる。

 

・前線の拠点にこだわらない。さっさと捨てるも吉(とくに中原)

攻城兵器を使えば、というかなくても簡単に拠点は殴り落とせるので、物資のない拠点なんかに頑張って援軍を向けて必死に守ろうとしなくてもよい。むしろさっさと明け渡して敵兵力を分散させた上で、逆襲した方が良い結果になる場面もある。それに、敵側に攻城兵器がいない場合、放置してても意外ともちこたえたりする。ただし、全状態異常+火計もちの周瑜がきたらあきらめた方が良い。放置してるとだいたい落とされます。